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大阪市立大学大学院 創造都市研科

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2004年度(2004.4~2005.3) ワークショップ講演

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■第8回ワークショップ(2004年6月3日開催)

●ゲストスピーカー:(株)サンブリッジ社長 アレン・マイナー氏 

タイトル:「サンブリッジのベンチャー育成について~わたし、日本に賭けてます!」

1.アレン・マイナー氏の略歴
 日本オラクル初代代表。1999年にサンブリッジを設立し、日本におけるベンチャー育成の理想的環境 「ベンチャーハビタット」創造を提唱。インキュベーション活動及びベンチャー投資、技術・マーケティング支援、 人材組織支援といった総合的サービスを提供し、ベンチャー育成支援活動を行う。

2.講演要旨
(1)アントレプレナーマインド
  「考えるよりはやる」「やりながら考える」。いかに走りながら、自分自身に負荷を掛けられるかが必要。

(2)ライフターニングポイント
  幼少の頃から”dreamer”であり、アカデミックな学生生活を経てオラクルに入社。ビジネスの面白さに開眼。 そこで現在の根幹となる人的ネットワーク、ビジネスノウハウを蓄積。オラクルでの成功哲学「創業者の才能と性格を 素直に生かすこと,つまり『パーソナリティーこそが最高の戦略である』とし自分の強みを信じる」が成功者の共通項で あることを学ぶが、『勝つこと』だけに固執するのではなく、人材・パートナー重視の互いに尊敬、信頼し合える『自分 より、ワンランク上の人材』を採用できる組織を目指し、日本でのベンチャー育成環境の創出を志し起業。
  日本の潜在ニーズと世界の実態にフォーカスし、最良のメンバーと大胆なスタートを切る。渋谷のマークシティ17階全 フロアーを借りきった『驚かせるセンス』が項を奏でる。

(3)日本での起業における問題点と事例紹介
  成功事例・失敗事例の少なさ。技術畑・営業畑の両分野に精通し業務遂行ができる人材がいない。 閉鎖的なコミュニティーであるが故に人材と情報の共有化が困難である。  
  成功事例としては、ジーモードとマイクロミル等が挙げられる。ビジョンとリアリティーの違いを理解し、 いかにフォーカスできるかが勝負である。

3. 講演後記
  言い尽くされていることではあると思うが、異国の地で日本語を流暢に操り、日本社会に自然と溶け込んでいる物腰には脱帽。Freaky ideaを好み、哲学的・文学的視点とロジカルな経営ノウハウを併せ持つマイナー氏。 経営と所有の分離に対する日米の意識のずれなど、改めて『価値観』が及ぼす起業への影響を再確認した次第である。


以上


記録担当院生 青木博士・岸敬子

 

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