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大阪市立大学大学院 創造都市研科

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2005年度(2005.4~2006.3) ワークショップ講演

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■第2回ワークショップ(2005年4月14日開催)

●ゲストスピーカー:有限会社かほり堂 店主 山口俊介氏 (株式会社リクルート 月刊アントレ西日本編集顧問)

タイトル:「本当に儲かった話は表に出ない」

1.山口氏の略歴
1964年福岡県生まれ。1987年大阪芸術大学・芸術学部放送学科卒業後、株式会社リクルートへ入社。1988年就職情報誌事業部マーケット開発課企画推進グループに配属され、当時、社員の採用は新卒のみだった大手企業に中途採用を提案するプロジェクトを立ち上げる。1993年国会で地方過疎化対策支援として法案が成立したことをラジオで聞き、その足で地方自治体の大阪出先機関へ飛び込み、地方での就職支援を提案、後の「UIターンB-ing」の創刊へとつなげる。1996年東京へ転勤、人材における研究機関である、ヒューマンリソースマネジメント室にて「モチベーション・リソース」(人は何故働くのか?)について研究。1997年「月刊アントレ」を創刊、その後、大阪へ戻り、関西人材総合サービス事業部広報企画グループにて、関西の大手企業の人材採用、教育を担当。同時にビジネスインキュベーション事業部を兼務し、西日本地域のビジネス支援事業に携わる。1998年「月刊アントレ」西日本編集長に就任。2002年リクルート退職。2003年1月有限会社かほり堂設立、企業の事業戦略の処方箋及びアライアンス推進を生業としている。

2.講演内容
●リクルート時代の話
バブル崩壊後の平成不況で求人広告を出してくれる企業が少なかった当時、「新しく会社を作れば、求人広告を出してくれる会社が増えるのではないか?」と経営陣に提案、アントプレナーという言葉がない時代に独立起業脱サラを目指す人のための情報誌「月刊アントレ」を創刊。また在職中に、自ら社外でベンチャーキャピタル「株式会社アクセル」を設立し、ソフトバンク等から出資を受ける。

●「かほり堂」について
リクルートで実現できなかったベンチャー支援事業を起こすため退職し、「有限会社かほり堂」を設立。リクルート出身者が多く、「月刊アントレ」の編集や、大学講師、行政が主催する創業塾などの講師を務める。その後ビジネスマッチング事業の「株式会社起展」設立、代表取締役に就任。

●本当に儲かった話は表に出ない
新しい事業を創出するきっかけは108ある。それは煩悩の数。
落ち葉ビジネスの具体例をあげ、新しい事業アイデアの創出方法について論じる。
事業感度を上げるためには、常に何か事業のネタを考え、チャンスを狙い、周囲に目を配り、気を払っておくこと。チャンスは心構えのある者を好む。「不便・不安」等、「不」のつく日本語のあるところにビジネスチャンスがあるなど、事業アイデア創出の考え方として、「自分軸」と「事業軸」に分け、具体例をあげビジネスを語る。成功する事業家の条件は、志が高く、やりきる力を持ち、支援者が多い人。

3.講演後記
山口氏の成功の源泉はやはりリクルートの存在が大きいと感じました。
「かほり堂」単体で成功したのではなくリクルートで苦労し色々チャレンジをしてリクルートで成功を収めた。それを「かほり堂」に持ち込みさらにビジネスにした。
おカネ、おカネ、でコーディネートを行い事業拡大しているのでは無く、その中で自分がこれぞ、と思ったものを選んで事業を行っていると感じました。

以上


記録担当 小林敬司

 

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