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2006年度(2006.4~2007.3) ワークショップ講演
■第7回ワークショップ(2006年11月16日開催)
●ゲストスピーカー:和王コンサルティング株式会社 代表取締役社長 松葉 隆宏氏
タイトル: ベンチャー企業と株式公開
1. 松葉 隆宏氏の略歴
・早稲田大学政治経済学部卒業
・大手証券入社:上場企業へのコーポレートファイナンス・資本市場戦略等のアドバイザリー業務・日立製作所、キャノン子会社等計51社の株式公開業務
・株式公開コンサルティング:和王コンサルティング株式会社の代表取締役として多数の株式公開プロジェクトに関与し、契約企業の株式公開確率50%を実現
・学術活動:芝浦工業大学大学院 講師(非常勤)・コーポレートファイナンス、ベンチャーファイナンス
・その他の活動:札幌証券取引所(アンビシャス市場)特別顧問・中小企業総合事業団新事業開拓支援専門員・ベンチャーキャピタル顧問(2社)・事業会社社外取締役(3社)・事業会社顧問(5社)
2. 講演内容
自称:「スーパー株式公開プロジェクトリーダー」
1997 年11月21日、勤めていた大手証券が突然つぶれ、私のもとには、家族と住宅ローンが残った。その日から、私の本当の人生が始まった。自宅の2畳半の書斎を本社に合資会社を設立し、株式公開プロジェクト専門のコンサルティング会社をスタート。3年後にようやく住宅ローンを返済し、株式会社化にする。 1000人以上の社長と出会い、100社以上の株式公開プロジェクトに関与し、うち20社以上が株式公開を実現。趣味がベンチャー企業の事業拡大支援。
株式公開とは?「公開はヒューマンドラマ」
企業の成長段階では、シード、アーリー、ミドル、レイターがあり、失敗したケースは、資金に関する問題が多く、成長には資金調達が重要である。レイター段階での株式公開がベストだが、公開しようとする市場の審査をクリアーして、初めて公開が認められる。公開とは、信用力に応じてコストの低い資金調達が可能になり、狭義では単なる資金調達の一戦略に過ぎないが、その効果は絶大。公開できた会社には、最後の一手がある
株式公開のメリット
経営資源の拡充:財務基盤が強固になる
資金調達力がアップ
人材を獲得できる
管理部門が強化される
知名度のアップ・信用力の強化
デメリットもあるが「究極のメリットは?」
時間を買える:瞬時に経営資源を獲得できる・株券が通貨になる資本的参入障壁を築く:ファンド組み入れ・主要株主圧倒的な差をつける:オンリーワンになる(顧客目線で)・総取り状態
ベンチャー企業の3つの成功要因
動体視力:動きながら周りを見る・世の中の流れを読む定義力:限定・差別化をするファイナンス力:資金調達力
講演後記
挫折からのスタートで本当の起業の精神を持たれている社長だと感じました。
株式公開のプロジェクトに特化したことが成功要因だと思います。これからもサービス業に特化したプロジェクトを進めていくとお聞きし、社長が携わる公開予定会社がかなりの確立で公開すると考えると、羨ましいかぎりである。パワーのある社長様でした。
以上
記録担当院生 関口 勇一郎・上田 久雄
