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大阪市立大学大学院 創造都市研科

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2006年度(2006.4~2007.3) ワークショップ講演

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■第12回ワークショップ(2007年1月11日開催)

●ゲストスピーカー:株式会社プラスゲート 大谷真司 社長
タイトル:「起業する」ということ
          ~冷静な決断をし、決して折れない精神力を持つ~

1、大谷真司 氏の略歴
1968年10月29日生まれ(37歳)
1986年 大阪府立登美丘高等学校 普通科卒業
1987年 なんばデザイナー学院 中退
     有限会社三九ホーム入社(営業)
1988年 大和興産株式会社入社(営業)
     その後、経理・財務・社長室・営業所長を経験
1996年 大和興産 倒産
1997年 当時の同僚と事業を興すが、4ヵ月で撤退
1998年 フリーの営業兼自営業を開始
1999年 株式会社サンプレイス設立 代表取締役就任
2004年 大阪市立大学院 創造都市研究科 入学
2005年 株式会社プラスゲートへ商号変更
2006年 大阪市立大学院 卒業
現在に至る

 大谷真司社長はアントレプレナーシップ研究分野の2期卒業生であり、卒業生がWSゲストに登壇されるのは、アントレ始まって以来のことで、ひとつの歴史を築いたことになりました。今現在、IPOを目指して飲食店舗開店支援の新しいビジネスモデルを構築し、店舗のハード(賃借権・設備・内装)をプラスゲートが担い、ソフト(フォーマット・スタッフ・ノウハウ)を事業主が担うことにより、相互の役割に応じた利益を共有できる店舗共同開発運営事業として、主として2店舗程度の事業展開を行っている飲食店事業者が次の展開への意欲を持っている際のパートナーとしてプラスゲートが店舗ハード部分をサポートするという新しい事業です。
  また、大学院卒業後、EOYの最終候補に選ばれたり、WBS全国放送で特集に登場されたりと、IPOを目指す全国的にも著名な起業家として活躍されています。

2、講演内容
今回は身近に感じられる起業時のエピソードを中心に、大学院で学んだ客観的な分析視点を自分に向けることの大事さを教えていただきました。
まず、大谷社長の起業のきっかけとして、前職の倒産から自分の強みを生かし不動産事業を始めたが、うまくいかず危機的な状況に陥った。
その理由としては、ビジネスモデルが無かったため!
急遽、ビジネスモデル確立と、資金調達に走る!
知人の相談から捻り出したビジネスで、宛なし、コネなし、担保なしの状況で大変な苦労をしながらなんとか資金調達を行い、基幹となるビジネスモデルを作り上げた。
そこからは寝食を惜しんでの営業活動、成功事例を積み上げ、事業を軌道に乗せていきました。そして今現在、上場準備に着手しておられます。

3、大谷社長からのメッセージ
・チャレンジは会社員でも可能!
   大企業ほどノウハウの宝庫
   まずは会社の財産を利用してビジネスセンスを磨くことが大事。
   そこで満足にできないようであれば、一人では何もできない。
・あきらめないでやり続ける!
   決意を人に伝えれば、その本気度合いで協力者が現れる。
   そのチャンスをどう生かすかがポイントである。
・しかし、無謀なことはしない!
   自分でも勝算のないチャレンジは必ず失敗する。
   他人を巻き込んだ無謀な行為はお互いを不幸にする。
・客観視できる能力は必須!
   他人から資金提供を受ける場合には事業のバランス感覚が必要。
   常に客観的に自らのビジネスを分析するスキルを備えておく。

記録担当者の感想
ゼロからのスタートというより、マイナスからのスタートで幾多の苦難を乗り越え、事業を成功へと導いた、大谷社長の今回のテーマである、「起業する」ということは冷静な決断をし、決して折れない精神力を持つ。まさにアントレプレナーシップの精神を地でいく経験を教えていただきました。これから起業を目指す我々にとっては、すばらしい、お手本となる講演でありました。大谷先輩、ありがとうございました。


講義後学生が大谷氏を囲んで

以上


記録担当院生 佐藤 卓也・関口勇一郎

 

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