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大阪市立大学大学院 創造都市研科

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2006年度(2006.4~2007.3) ワークショップ講演

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■第2回ワークショップ(2006年4月20日開催)

●ゲストスピーカー:ヴィーナスベッド株式会社 常務取締役 山本明徳氏
(ヴィーナスベッド株式会社におけるインターネットショップ経営の創業者)

タイトル:「楽天市場における私の成功戦略」

1.山本明徳氏の略歴
   1997年 龍谷大学文学部卒業
   1998年 ヴィーナスベッド(株)入社
   2000年 楽天市場にショップオープン
   2003年 常務取締役就任


講演中の山本常務

2.講演内容
◆ インターネットショップとの出会い
岡山県でベッドフレームの製造業を営んでいたヴィーナスベッド㈱。岡山刑務所でフレームを製造し、自社製スプリングを使用する生産体制は国内の他社が真似できず、業績は順調だった。しかし、中国や台湾などのアジア圏から輸入商品が入ってくると、一気に業界は価格競争に巻き込まれていく。
バイヤーとの商談は常に価格を安く出来るかどうか、という話しのみに終始する。
この時、卸業から小売業への転換を決意した。

◆ 何故楽天市場なのか?インターネットでベッドが売れるのか?
東京で開催された楽天市場のセミナーに行き、圧倒的なパワーに触れ、このショッピングモールに参加しないのは損だとまで感じる。
インターネットでベッドが売れるかどうかに関しては、以前の通信販売経験から、必ず売れるという自信があった。
同業他社が「インターネットでベッドが売れるか?」と疑心暗鬼だった中、この売れる感覚を持っていて、先にスタートしたのが良かった。
リアル店舗の方も、倉庫を改装したショールームを作り、GMSとも決別し、卸比率を下げていった。

◆ 今後のヴィーナスベッド
日常品のように、購入頻度の高い商品ではないため、ライフスタイルを提案していけるような商品が必要だと感じている。またインターネット市場のスピードもかなり速く、モバイルへの対応、アフェリエイトへの対応、スタンダードが日々変化している中でのスキルアップも必要だと感じている。
つまり、成功といっても課題がまだまだあるので、それを塗りつぶしていくコトで成長余白はまだ残っている。

3.講演後記
「やりたくないコトを先に決めた」、GMSやバイヤーとの交渉で感じていた反骨心を力に変え、成功へ導いていった山本常務。「価格競争をしない」、「インターネットは究極の対面販売」という哲学があったからこそ、インターネットでベッドというモノが売れたのだと感じました。楽天市場への依存度が高いのが、唯一のリスクかもしれませんが、そのあたりを踏まえた次の一手として、東京への出店、実店舗の拡大なども考えておられるようでした。
アナログからインターネットへ、そこで得たモノをまたアナログへ還元する。
今後のインターネットショップのスタンダードになるような気がしました。


講演後山本常務を囲んで

以上


記録担当院生 上田 久雄・田村 一也

 

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